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随筆家・白洲正子、歌舞伎役者・坂東三津五郎、写真家・土門拳など、各界きっての趣味人7名が綴った「骨董」にまつわる随筆集。茶碗や鉢などの焼き物、書画、面や陶人形、硯、印章やタイルまで、掲載・紹介された品のひとつひとつに、出会いや入手の経路、骨董仲間との愉しいやりとりがあり、持ち主の人となりをも感じさせる骨董よもやま話が詰まっています。美味しいお酒をお気に入りの酒器でちびりちびり飲みながら、ゆっくりページをめくりたくなる味わい深い一冊。雑誌「太陽」にて各人が連載していた記事をまとめ、大判のカラー写真と共に読みやすく編集されています。カバーの背にわずかなキレがあるほかは状態良好。平凡社より1975年に初版が刊行されたのち、1991年に新装版として復刻されたもの。
Title/ 骨董夜話
Author/ 白洲正子、青柳瑞穂、土門拳ほか
Published/ 平凡社 1991
Notes/ Hardcover 253×190mm 206p