イラストレーターの小林泰彦の記念すべき第一作目の著書。1967年から1970年にかけて『週刊平凡パンチ』に掲載されたイラスト・ルポタージュ。アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、スウェーデンといった世界の街を主観的に紹介した若者向けガイドブック。インターネットなどない当時、ヒッピー、ビートニク、アイビー・リーガーなど現地の若者たちが行き交う最も熱い街へ赴き、見聞きした感動や発見がありありと伝わってくる。当時の店や人はおらずとも、この一冊を片手に世界の街を歩いてみたくなる。朝日ソノラマより1970年発行された初版。カヴァー良好。本体は日焼けが見られるが、書き込みや破れなどはなく概ね良好な状態。 Title/ 世界の街 Author/ 小林泰彦 Published/ 朝日ソノラマ 1970 Notes/ Hardcover 210×183mm 143p